リビング和歌山10月号

インフルエンザとコロナワクチン
今年は同時接種が可能に

インフルエンザとコロナワクチン
今年は同時接種が可能に


新型コロナウィルスの4回目ワクチンの接種券が、60歳以下にも届きはじめました。
また、今季のインフルエンザの予防接種も始まっています。


 昨年もインフルエンザの感染拡大は見られませんでしたが、今年は、いつも流行予想の目安としているオーストラリアで感染数が昨年より多くなっていることもあり、“流行の兆しが見える”とされています。 また、日本も新型コロナウィルスの水際対策を緩和し、ウィルスが海外から入ってくることも予想されます。 さらに、2年間インフルエンザの流行がなかったので、自然免疫を持つ人が非常に少なくなっていることも考えられます。 流行が始まると拡大が早いかもしれません。ワクチンで予防できる病気は、事前に対策しておくことをおすすめします。


今年はインフルエンザの流行の兆しも


 今年から、新型コロナウィルスワクチンとインフルエンザワクチンが同時に接種できるようになり、また、2週間以上の接種間隔を設ける必要もなくなりました。 ただ、ご存じのように、新型コロナウィルスのワクチンは副反応が出る人が多いので、発熱や体調不良がみられると、ワクチン接種はできません。 両ワクチンを接種しようと予定している場合は、同時接種を検討するか、接種日の計画を立てましょう。
 インフルエンザワクチンは保険外診療となり実費負担ですが、接種日の年齢が満65歳以上は自治体から助成があります。(自己負担額が和歌山市は1000円、海南・岩出市は1500円)。ただし、接種期間は来年1月31日まで。
 インフルエンザワクチンは、接種してから抗体ができるまで約2週間かかり、その後、約4ヵ月間効果が続くといわれています。インフルエンザの流行は、早ければ12月に始まります。 11月中には接種しておきたいところですね。
新型コロナ、インフルエンザともに、ワクチン接種を希望する場合は。予約しておきましょう。


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